2006年9月　京都の交通の動き

京都とその周辺の交通に関する話題を各種ニュース情報から拾ってお伝えします。
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9月20日　＜鉄道＞　阪急電鉄　京福電鉄　能勢電鉄

阪急電鉄・京福電鉄・能勢電鉄は、嵐山・嵯峨野・太秦エリアの観光に適した「阪急・嵐電一日周遊パス」を10月1日から12月18日まで主要駅で発売します。

乗車券にはエリア内や沿線の観光地などで使えるクーポン券と観光コースを記載したチラシも付いてきます。嵐山にマイカー観光は似合いません。どうぞ「阪急・嵐電一日周遊パス」をご利用になって電車で秋の嵐山を満喫して下さい。

（参考：京都新聞記事）
阪急電鉄 | 京福電鉄 | 能勢電鉄

京都市中心部で一般車両を規制し、歩行者などを優先するトランジットモール化を検討している京都市の「歩いて楽しいまちなか戦略推進協議会」（議長・北村隆一京都大教授）は、四条通と三条通の車両通行を約１０日間にわたって大幅に制限し、周辺への影響を調べる交通社会実験を来年秋に行うことを決めました。

交通社会実験は1年のうちで自動車や歩行者交通量の変動が最も少ない来年9月もしくは10月に、連続10日間程度行います。

四条通では、4車線ある車道のうち外側の2車線を歩行者用とし、中央部の2車線は公共交通だけが通行できるようにします。三条通は、自転車と歩行者の専用道路とします。

交通社会実験の詳細な範囲や実施時間帯、通行できる公共交通の種類などは今後、議論を進め、本年度中に決定することになっています。例えば、荷捌きなどの物流交通については、時間指定や通行許可証の発行などを検討することとしています。

京都市交通局は、地下鉄事業の経営健全化を推進するため、これまでも大幅な人員削減や手当の廃止などの人件費の削減、また経費の削減や建設費の縮減等に取り組んでいます。

京都市交通局では、この度、一層の総人件費の抑制を図るとともに、お客様サービスをより向上させることを目的として、新たに地下鉄駅職員業務の一部を、2007年度から2009年度までの3年間で順次民間事業者に委託し、約60名の地下鉄職員を削減すると発表しました。

一部民間委託化の内容は次のようです。

委託業務の内容
改集札、乗客案内、駅施設の管理等の駅職員業務を民間事業者に委託します。ただし、駅の責任者には引き続き交通局の職員を配置して、地下鉄の安全運行に係る体制を確保します。
実施方法
2007年度から2009年度まで、駅職員業務の委託駅を順次拡充します。
委託を進めるにあたり、お年寄りや女性客等へのよりきめ細やかなサービスの向上を目指し、女性駅職員の配置拡充についても取り組みます。
対象駅
2007年度実施（7駅）
- 烏丸線　　十条駅、くいな橋駅
- 東西線　　蹴上駅、東山駅、二条城前駅、西大路駅（仮称）、天神川駅（仮称）
2008年度実施予定（3駅）
- 烏丸線　　北山駅、五条駅
- 東西線　　二条駅
2009年度実施予定（4駅）
- 烏丸線　　鞍馬口駅、今出川駅
- 東西線　　石田駅、醍醐駅

京都市交通局と京阪電気鉄道株式会社では、京都市営地下鉄（全線）と京阪大津線（京津線・石山坂本線）が1日乗り放題となる「京都地下鉄・京阪大津線1dayチケット」を期間限定で発売します。

秋のお出かけには、京都・大津を電車で結び、各エリアの市内観光や両エリアを巡る広域観光にも大変便利な「京都地下鉄・京阪大津線1dayチケット」をご利用下さい。

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