2006年3月　京都の交通の動き

京都とその周辺の交通に関する話題を各種ニュース情報から拾ってお伝えします。
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3月2日　＜鉄道＞　阪急電鉄　京福電鉄

「阪急・嵐電1日周遊パス販売　嵐電1日フリー切符値下げ」

阪急電鉄と京福電鉄は、嵐山や太秦などへの観光向けに、1日乗り放題の乗車券「阪急・嵐電1日周遊パス」を3月18日から主要駅で販売します。

この切符は両社の全線を1日間自由に乗降でき、車折神社のおみくじ1回無料券や京都嵐山オルゴール館の入場料1割引きなどのクーポン券もつきます。価格は1,300円で6月4日まで販売されます。

また、京福電鉄ではこれまで販売していた「嵐電1日フリー切符」の価格を650円から500円に値下げします。加えて、特典のある施設が8つから25へと大幅に増加します。

（参考：京都新聞記事電子版・京福電気鉄道HP）
京福電気鉄道

3月1日　＜鉄道＞　阪急電鉄　京阪電鉄

「PiTaPaで買い物　電車賃半額」

京都市中心部の商店街で、PiTaPa（ピタパ）で買い物をすると運賃が還元される実験が始まりました。

阪急電鉄と京阪電気鉄道（石山坂本線・京津線・男山ケーブルを除く）をピタパで利用した買い物客が対象となります。1店舗で500円以上の買い物をした場合は当日の往復運賃の半額が、2店舗以上の場合は全額が還元されます。

近畿運輸局が、自動車で買い物するよりも公共交通で買い物をした方がお得になり公共交通の利用が促進されることと、商店街の活性化の効果を検討するため始まった取り組みで、3月末まで行われる予定です。

社会実験には、京都市周辺の商店街で組織する任意団体「きょうと情報カードシステム（KICS）」が協力しており、運賃返還の費用はKICSが負担します。四条繁栄会・河原町商店街・新京極商店街・祇園商店街・寺町京極商店街のうち、35店舗が参加しています。

参加店舗は、スルッとKANSAI協議会が隔月発行している情報誌「遊びマップ」の2006年1・2月号に掲載されています。

（参考：京都新聞記事）